- ホームホワイトニングとは、歯科医院でマウスピースを作製しホワイトニング剤の処方を受け、ご自宅で行うホワイトニング方法です。
- 効果を実感するのに時間がかかりますが、じっくりとホワイトニング剤を歯に浸透させるため、オフィスホワイトニングよりも持続効果が長くなります。
ゆっくりと自分の理想とする歯の白さに近づけられる方法です。
自然な歯の白さとは?

テレビやSNSで白くてきれいな歯の人を見かけると、憧れますよね。しかしその白さをご自分に当てはめて考えると「不自然では?」と感じる方もいるのではないでしょうか。
ホワイトニングは、お一人お一人が求める歯の白さを目指すことができます。
本記事ではホワイトニング、そして自然な歯の白さについてご紹介します。
ホワイトニングを始めようか悩んでいる方は参考にご覧ください。
自然な歯の白さとは、どのようなものなのでしょうか。
歯の明るさ・色を示すシェードガイドとは?
歯の明るさ・色をあらわす指標に「シェードガイド」があります。シェードガイドは、つめ物やかぶせ物をする際にも色見本として使用します。もっとも多く用いられているVITAシェードガイドを例にご紹介します。
シェードは全部で16色あり、アルファベットでカラーの種類を分け、1〜4の数字で明るさを表します。数字が小さくなるほど、白さのレベルが上がります。
カラータイプ | 色味 | 表記 |
A | 赤茶系 | A1/A2/A3/A3.5/A4 |
B | 赤黄色系 | B1/B2/B3/B4 |
C | グレー系 | C1/C2/C3/C4 |
D | ダークブラウン系 | D2/D3/D4 |
日本人に最も多いと言われているのは、「A」の赤茶系の色味です。
最近ではホワイトニング専用のシェードガイドがあり、B1よりもさらに白い「W」表記があります。しかし不自然な白さに感じることが多いためほとんど使用されておらず、上記16色が一般的です。
不自然に見えない歯の色

日本人の一般的な歯の色はA3~A3.5であり、自然な歯の白さを感じるのはA1~A2です。
A1より明るさのある歯がB1ですが、B1以上は不自然な白さに見えてしまうため、A1~A2を目指すのがよいでしょう。
自然な歯の白さにする方法
自然な白さの歯になるための、ホワイトニング方法と歯のクリーニングについてご説明します。
ホワイトニングは、前項を参考にご自分が目標とする歯の色を決めてから始めましょう。
1、オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングのことです。ご自宅で行うホームホワイトニングに比べ、高濃度のホワイトニング剤を使用します。短期間で効果を実感できるのが最大のメリットですが、持続期間はホームホワイトニングよりも短いので、定期的に施術をする必要があります。
すぐに歯を白くしたい、一気に明るさのレベルを上げたい方におすすめの方法です。
2、ホームホワイトニング

3、デュアルホワイトニング
- オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。先にオフィスホワイトニングをし、その後にホームホワイトニングをします。
- 料金がかかりますが、オフィスホワイトニングの即効性と、ホームホワイトニングの持続性で自分好みの歯の色を維持することができます。

4、歯科医院でのクリーニング
歯のクリーニングとは、歯を漂白するホワイトニングとは異なります。歯に付着している汚れや着色(ステイン)、歯石を取り除き、本来の自然な歯の色に戻すことをいいます。
また歯のクリーニングを受けた後に、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングをすると、よりホワイトニングの効果を高められます。
自然な歯の白さを保つために気をつける3つのこと

ホワイトニングをしても、歯の色は永遠ではなく必ず後戻りします。自然な歯の白さを保つために気をつけるべきことを紹介します。
- 着色のある食べ物・飲み物を避ける
- たばこを控える
- 日々のご自宅でのケアと定期的な歯科医院でのケア
1:着色のある食べ物・飲みの物を避ける
歯の着色は食べ物や飲み物に大きく左右されます。着色がつきやすい代表的なものは次の通りです。
- コーヒー
- 紅茶
- コーラ
- 赤ワイン
- カレー
- チョコレート
- ミートソース
全てを避けることは難しいですが、普段の生活から気をつけることも大切です。
またオフィスホワイトニングとホームホワイトニングをした後は、とても敏感で着色しやすいため、処置後30分は飲食を控えるようにし、その後もなるべく着色しやすいものは避けるとよいでしょう。
2:たばこを控える
たばこのヤニは歯磨きで落とすことが難しく着色しやすいのです。
歯の着色を気にされている方は思い切って禁煙するか、極力控える方がよいでしょう。
3:日々のご自宅でのケアと定期的な歯科医院でのケア
自然な歯の白さを維持していくためには、普段からホームケアを意識するとよいでしょう。食後は丁寧な歯磨きを行い、着色を落とす歯磨き粉を使用しましょう。歯磨き粉は研磨剤が多く含まれていると、歯を傷つけてしまうことがあります。どの歯磨き粉がよいか迷われたら、お気軽にご相談ください。
日々のホームケアに気を使っていても、着色や歯石はつきます。これをご自分で取り除くことはできないので、歯科医院で定期的にクリーニングを受けるとよいでしょう。定期的なクリーニングにより、虫歯や歯周病の予防にも繋がります。
まとめ
自然な歯の白さとホワイトニングについてご説明しました。
ホワイトニングを始めるときは、まずご自分の目標とする歯の白さを決めることが大切です。自分に合う歯の白さに悩んだときは、歯科医師や歯科衛生士にご相談ください。
ホワイトニングをしても必ず歯の色は後戻りしてしまいます。
日頃のケアと定期的なクリーニング、ホワイトニングで自然な歯の白さを維持しましょう。
西永福駅前歯科・矯正歯科 診療内容
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